前回の続き
小腹を満たしてからのモートラック
いつものごとくですが、本日はモツ煮をいただく事に。

レモンハートをいただきながら食べていたのですが、そんな時、おもむろに茅野さんがボトルを持ってきました。

「モートラック(Mortlach)」というスコッチとの事です。私はいつも飲んでいるローワンズを飲み切り入荷待ちになる時は、決まって他のウイスキーに浮気をするのですが、今回は久しぶりの冒険です。
度数は43%と標準的。アタックは程よく、イチゴのような果実感の甘み。後味は繊細で、若干スパイシー。シェリーも香る。そんなモルトでした。
モートラック その2
モルト2杯目ですが、またまたモートラック。でも先ほどのものとはボトルも度数も違います。

度数が57.6%ということで、しっかりとした飲みごたえを想像していましたが、その通りでした。
アタックは強め。先ほどのような果実感はなく、モルトなのにローワンズに近い感覚。余韻はあまりモルト感なく、塩味も感じられない。同じ銘柄なのに、まったく性格の違うウイスキーです。
よくよく調べてみると、1杯目のモートラックはシェリー樽、2杯目のこちらのモートラックはバーボン樽だそうです。どおりで、性格の違う2杯でした。
加水するとこれまた違った口当たり
2杯目のモートラックは、しっかり・どっしり感が強く、どうもモルト感がない。そんな中、加水を勧めていただきました。

そこで出していただいたのが、スポイトのような器具。これで好みの量を加水できるそうです。試しに加水してみると、先ほどと違った余韻に。黒糖というかバニラというか、そんな甘味や風味が感じられるように。
由来
この「モートラック」ですが、スコットランドのスペイサイド地方にある「ダフタウン」というところにある、1823年創業の蒸留所で製造されているそうです。グレンフィディック蒸留所も、この「ダフタウン」にあるそうですが、モートラックの蒸留所は「ダフタウン」最古の蒸留所だそうです。
広い範囲で見ると、この「スペイサイド」地区、おそらくスコットランドで一番蒸留所が多い地区ではないでしょうか。地理的な要因も関係しているんですかね。出身地に絞って飲み比べてみるのも、面白いかもしれませんね。